コラム

【ホームページを運用する】4-3 使用しているのはPCか、スマートフォンかを判断する。

【ホームページを運用する】4-3 使用しているのはPCか、スマートフォンかを判断する。

ホームページ制作コラム

 アクセス解析ツールによって、サイトを閲覧する際に使用しているデバイスは、PCかスマートフォンか、タブレットなのかを知ることができます。
 Googleアナリティクスでの解析を前提にお話しします。




   「レポート」から「デバイスカテゴリ」を確認することができます。

 PCやスマートフォン、タブレットなど、各デバイス毎にセッション数などを見ることができます。「デバイスモデル」から確認すると、デバイスの機種情報も調べることができます。

 使用デバイスを調べた際に、デバイスごとの特徴がないかも調べていきましょう。
 セッション数が多いもの、新規セッションが取れているもの、直帰率が高いもの、平均セッション数が多いもの、などです。スマートフォンでの集客が多い場合は、もちろんスマートフォン用に最適化し、ホームページを充実させなくてはなりません。

 また、レスポンシブサイトなどにしている場合は、スマートフォンでも使い勝手が良く、情報が適切に掲載されているか、常にチェックすることも必要でしょう。





   また、デバイスごとの直帰率や離脱率、アクセス数、セッション時間など、それぞれのデバイスと比較してみるとどうでしょうか。

 
直帰率を見る場合、デバイスごとに差が出ていれば、そのデバイスではホームページの使い勝手が良くなかったり、情報がうまく表示されていないのかもしれません。平均エンゲージメント時間が他と比べて短いのであれば、バナーが隠れたりしているのかもしれません。

 常にPCやスマートフォンなど、各デバイスごとに比較できるように、セグメントの設定を行い、一目で差が分かるようにしましょう。

 例えば、セッション数を比較したい時にも、セグメントにタブレットのトラフィック、モバイルのトラフィックのセグメントを追加すれば、全体のセッション数と、タブレットのセッション数、モバイルのセッション数をグラフで比較することができます。またセグメントを作成することもできますので、PCのトラフィックというセグメントを作成すれば、3つのデバイスで比較しやすくなるでしょう。






 PCとスマートフォンでは、使用している環境も異なれば、状況も異なっている場合があるでしょう。
 
ですので、ホームページの滞在時間や、利用時間などにも差が出てくると考えられます。それらをすべて同じ感覚で分析していては、正しい解析が行えないのです。

 スマートフォンからのアクセスが多いサイトは、必ずPCとスマートフォンを分けて考え、分析しましょう。そうすることで運用上の新たな課題が見えてくることでしょう。

 

PICK UPコラム

実績

弊社で制作した実績はこちらからご覧ください

サービス

ご提供できるサービスの詳細はこちらからご覧ください