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【ホームページ制作にあたり】3-7 解析ツールを埋め込んでおく

【ホームページ制作にあたり】3-7 解析ツールを埋め込んでおく

ホームページ制作コラム

 最後に解析ツールについてお話しします。

 ページが出来上がり、検索エンジンにもサイトの情報を発信したら、あとは結果を見るのみです。しかし、ただ、サイトを作っただけでは結果を分析することができません。必ず解析ツールを設置しましょう。




   王道の解析ツールは、やはりGoogleアナリティクスです。

 
こちらはGoogle広告、Googleサーチコンソールなどと併用して使うとさらに便利に活用できます。


 設置方法は簡単です。
 
解析ツールにホームページのURLや情報を入力します。すると、ホームページに埋め込むタグが発行されますので、それを各ページに設置します。
 Googleタグマネージャーというツールがホームページに設定されていれば、Googleタグマネージャーの管理画面上で設定することも可能です。

 この設定をしておくと、ホームページへのセッション数やページビューなどが分析できるようになります。

 ページビューとは、ホームページ内でページが閲覧された回数を指します。
 セッション数は、ユーザーがホームページを訪れた回数となり、「訪問数」と呼ばれることもあります。この2つの指標は基本となりますので、必ず確認することになります。

 さらに訪問者がどの地域の人間なのかもわかります。
 
例えば飲食店などでは、他県や遠方の県の訪問者が多い場合、観光で訪れた際に食べに行くお店を探しているユーザーがターゲットになりそうです。

 また、ブラウザの種類も特定できます。
 
ホームページ作成の際に、どのブラウザに対応するのか検討材料となるでしょう。また、スマートフォンでの閲覧が多いのか、PCでの閲覧が多いのかも確認できます。

 さらに検索キーワードの解析も可能です。
 あらかじめターゲットキーワードを設定していますが、実際に運用してみると、思ってもみなかったキーワードでの訪問がある場合もあります。そのようなキーワードを見つけたら、ホームページのキーワード設定の変更も検討しましょう。新しくターゲットになりそうなキーワードをうまく利用して集客に繋げることができるかもしれません。





   以上は数字で見て解析できる定量的な解析でしたが、ホームページの解析にはユーザーの行動を解析する際に、ヒートマップの解析などがあります。

 
ユーザビリティーのチェックなどはこのヒートマップを利用すると良いでしょう。

 ヒートマップとは、サイト上のアクションをサーモグラフィーで表す機能です。色で表されるために一目瞭然です。ページ上でユーザーがどのように行動しているのかを分析することができます。






 ホームページを作成したのちに、しっかりと運用していくために、解析ツールは必須です。うまく利用することで、ホームページが活きていくのです。

 

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