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【ホームページ制作にあたり】3-5 レスポンシブデザインのホームページとは

【ホームページ制作にあたり】3-5 レスポンシブデザインのホームページとは

ホームページ制作コラム

 2023年調べ、日本でのスマートフォン普及率は約90%となり、ホームページを作る上でスマートフォン対応は避けられないものとなっています。
 また、タブレットやテレビ、ゲーム機など、ユーザーの閲覧環境は多様化しているのが実情です。そんなインターネット事情の中で、ホームページを作成する際には、スマートフォンやパソコン、タブレットなど、様々なデバイスでの閲覧を考慮しなくてはならないのです。




   従来では、スマートフォン、パソコン、それぞれのHTML文章を記述していました。

 
パソコンで閲覧している際はパソコン用のHTMLが表示され、スマートフォンで閲覧している場合はスマートフォン用のHTMLが表示されます。この2つの手間は大変なことです。
 また、SEO対策として考えても、別々のページが作成されていたわけですから、アクセスも分散してしまいます。


   そのようなデメリットがあり、近年はレスポンシブWebデザインを採用するサイトが主流となっています。

 レスポンシブデザインはOSやブラウザを判断基準にして表示するのではなく、ユーザーが使用するデバイスの画面サイズを判断基準に、CSS(スタイルシート)を切り替えてページを表示します。

 レスポンシブデザインでは、HTML文章は一つ、ページを作るのは一つで済みます。スタイルシートの設定を幾つか作ることで、すべてのブラウザに対応できるのです。今では、ホームページを閲覧する方法も増え、スマートフォンだけでなく、タブレットやテレビなど、様々なデバイスで閲覧するユーザーが増えてきました。

 そのような多様化する閲覧環境にも対応するために、レスポンシブデザインは大変有効で、スタイルシートの設定を増やすだけで対応できます。

 また、グーグルがサイトの構築方法としてレスポンシブWebデザインを推奨しています。レスポンシブデザインにすることによってURLが統一されるために、ユーザーがサイトをシェアしやすくなるのです。つまり、サイトのユーザビリティーが向上するために、検索エンジンの評価も高くなるのです。





   しかし、いいことばかりでもありません。

 
スタイルシートで設定していたとしても、見えないだけで実際にはそのコードが存在しています。スマートフォンなどでレスポンシブサイトを閲覧した時は、PCだけに対応しているサイトに比べて、表示されるのに少し時間が掛かる可能性もあります。

 また、スタイルシートの設定を多くすると構築に時間がかかります。HTML文章自体も、レスポンシブデザインを念頭に置いて書いていかなければならないため、複雑になってきます。PCサイトだけを作る場合に比べて、サイト構築に時間が掛かり、費用感も高くなりがちです。







 但し、そういったデメリットがあったとしても、現在のユーザーの閲覧環境を考えると、レスポンシブ対応は、ほぼ必須と言わざるを得ません。

 

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