キーワードを選定する時に考えなくてはならないことは、どのようなユーザーにサイトに来てもらい、何をして欲しいかということです。




　　　キーワードは呼び込みの入り口であり、きっかけなのです。

　求めるユーザーの行動をイメージしながら、どんなポイントに訴求すれば求める行動をしてくれるだろうかということを考える作業が、キーワード選定であるということを忘れずに作業をしていきましょう。

　キーワードの選定はしっかり行うと時間はかかります。ですが、かけた時間がそれだけのリターンを生みます。
　時間をかけるからこそ、「良さそう」や「人気がある」などの感覚で選ぶのではなく、先ほど述べたようにどのようなユーザーに来て欲しいかなどの、意味を考えて選定を行ってください。





　　　まずは市場調査で使ったツールなどを活用して、キーワードごとにどれくらいの検索回数があるかを調べます。

　もし、既存のホームページが存在するのであれば、既存のデータを見て、キーワードごとにどれくらいの効果が出ているのかを調べてみましょう。既存のデータの上位２つは検索結果の上位表示を狙いましょう。
　既存データのクリック数が１００を割っているものは排除しても良いでしょう。

　一般的に、キーワードの検索回数以上のアクセス数は見込むことができません。できるだけ、検索回数の多い一般的なキーワードを使用して作成すると良いでしょう。

　検索回数の多いキーワードを使用し、そのキーワードの上位表示ができると、得られるアクセス数が増えます。ただし、検索回数の多い人気のあるキーワードはライバルサイトも多くなりますので、１ページ目に表示されることが難しくなることもあります。
　一方、検索回数が少ないキーワードは検索結果の上異表示は容易になりますが、検索回数自体が少ないため、アクセス数も少なくなるでしょう。





　　　メインキーワードを決めた後は、キーワードツールなどを用いて関連キーワードを推測しましょう。

　キーワードツールを用いて検索すると、思いつかなかったキーワードのヒントを得ることなどもできます。
　そして、また、そのキーワードがどれくらいの検索回数があり、どのような組み合わせで検索され、何が求められているのかなどを推測し、参考にすることによって、コンテンツのテーマのヒントなどにもなるのです。

　さらには検索サイトのオートコンプリート機能を使って、どのようなワードと組み合わせて検索されているのかを調べ、ホームページにそのキーワードを入れていくなどすると良いでしょう。